愛知ターゲットに取り組もう

IUCN-J市民版将来行動計画ワークショップ(2010.1.29-30)

目標1 普及啓発

遅くとも2020年までに、生物多様性の価値と、それを保全し持続可能に利用するために可能な行動を、人々が認識する。

解説

生物多様性の多様な価値について理解を深め、認識し、その価値を感謝の気持ちとともに知ることは生物多様性を保全し持続的に使用するために必要な行動の変革に取り掛かろうとする意欲をかきたてるために必要なことである。そのようなコミュニケーション、教育そして普及啓発に参加する中心的な人々(key audiences)は締約国によって異なるが、それでも政府、地方自治体、企業、NGO、そして生物多様性に関連性が有る商品の生産者だったり消費者だったりという役柄でもある市民グループに焦点を当てることは一般的に可能である。普及啓発は2007年に欧州地域について実施されたユーロバロメーターのような生物多様性に対する意識行動調査を通して測ることも可能であろう。この目標に向かう進捗度を観測するためのその他の指標として、次のようなものを使うことも可能であろう。すなわち保護地区、自然歴史博物館、植物園への訪問(者)数、学校における生物多様性教育プログラムや正式に認可された教材の数、関連活動への参加(者)数、市民や私的部門その他利害関係者向けに推奨されている活動のリストの進展具合などである。

 (参照) UNEP/CBD/COP/10/27/ADD1

 
 
  • 個別目標1-普及啓発の実行

    多分野の人々が関与する、分かりやすく楽しいコミュニケーション・キャンペーンを推進する一方、生物多様性の概念を学校、地域や社会人教育、自治体や企業等の職員研修に盛り込み、普及啓発する。

    詳細

    人材教育
    • 自然史博物館などを活用した人材教育
    • 学識者、地域の有識者、教育業界、インタープリター
    • 行動心理学、社会心理学に関わる人の参加 
    学校教育
    • 義務教育での環境教育(触れ合いながら、「環境」の授業や教科書の作成)
    • 理科、社会、国語に生物多様性を(試験にするとダメになる?)
    • リカレント教育に生物多様性を盛り込む
    職員教育
    • 公務員、職員研修における生物多様性に関するプログラムの必修化
    データベース・情報発信
    • 各地方に残る生物多様性とその慣習的な関係のデータベース化、情報提供
    • タレント・漫画家、公共広告の活用
    • 仙人1000人プロジェクト(種仙人、微生物仙人など色々な仙人を探す)
    • 聞き書き甲子園をいろんな分野で行う
    • アウトドアスポーツなどレクリエーションに関連付けたキャンペーン
    • これまで参加の少なかった違う分野の人(コピーライターなど)の協力
     
     

    マイルストーン

    • 聞いたことがある人
      2012年 50%、2015年 80%、2020年 99%
    • 意味を知っている人
      2012年 30%、2015年 50%、2020年 80%
    • 行動/生物多様性消費を行う人
      2012年 15%、2015年 30%、2020年 60%
     
     

    活動主体

    政府、地方自治体、教育・研究機関、NGO、その他